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【パース留学日記16】私の「やりたいこと」「好きなこと」が見つかるまでの道のり

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

私は自分の好きなこと、やりたいことは何なのか、見つかるまでとても時間がかかりました。
実際に見つかったのは20代後半。
私の友人は高校生、大学生の時には見つけている人がとても多かったので、自分だけいつまでもわからないと、いつも焦りに似た感情を持っていました。

そんな私が、どうやって自分の好きなこと、やりたいことを見つけていったのかを、時間軸に沿ってお話ししたいと思います。

『やりたいこと』が見つかるまでの道のり①小・中・高の勉強

私は小学校5年生の時に良い先生に出会い、勉強が少し好きになりました。
褒めてもらえるのが嬉しくて、宿題を積極的にやっていたのですが、少しずつ自分なりに工夫を加えるようになってきました。

最初にやったことは、たくさんのカラーペンを使って、宿題ノートの大事な部分を色分けしていきました。最初はただ単に色んな色を使いたくてやっていましたが、徐々にもっと見やすく、読みやすくするためには?ということを考えるようになり、だんだんと統一感も出てくるようになりました。

そうしているうちに、私は何かをまとめるのがうまいね、という話しになり、町内会で行われるイベントのチラシ作り(全て手書き)をさせていただきました。
思えばこれが私の初めてのデザインの仕事だったかもしれません。笑

中学に入ると、今度は社会を教えてくれた先生が、ポイントを絞り、重要な箇所をわかりやすくまとめる、ということに非常に長けた方で、先生がいつも自分で手書きのプリントを作ってくれていました。
私はこのプリントを真似ることからスタートし、さらにまとめることが好きになりました。

高校では、さらに自分で応用をきかせてテスト対策・受験対策のノートを作成するようになりました。
加えて、中学〜高校にかけては文章を書くことも好きでした。

『やりたいこと』が見つかるまでの道のり②大学での勉強とアルバイト

大学ではレポートを書く機会が一気に増えて、苦手とする人が多いですが、実は私はレポートを書くのが大好きでした。笑
その教科に興味があるかどうか、ということは別にして、自分が調べたこと、自分が伝えたいことをいかにわかりやすくまとめるか、ということを考えながら資料を作る、レポートを作るという作業が好きだったんです。

そして、大学入学後比較的すぐにコールセンターでのアルバイトを始めたのですが、頑張りが認められ、アルバイト開始3ヶ月後にはスーパーバイザー(SV)と呼ばれるコールセンターの管理者をサポートするアシスタントスーパーバイザー(ASV)になりました。

ASVの仕事は、オペレーターさんの質疑応答や新人研修サポート等がメインでしたが、研修資料作成を任せていただけるようになり、このとき初めて学校外できちんと仕事としてwordやexcelを使い始めました。
これが楽しくてしょうがなかった。笑

私は研修資料を作成して、自ら研修も担当することがあったので、その資料を使う方からダイレクトにフィードバックをもらうことができ、改善点を見つけたり、時には「わかりやすくて助かった」というような嬉しい言葉をいただけることもありました。

しかし、この時点では私の好きなことが、具体的に仕事としてどう役立つか、何ができるのかがわからず、迷ったまま就職活動を始めて、結局卒業後は違う会社ではありますが、同じコールセンターでの仕事をすることになります。

『やりたいこと』が見つかるまでの道のり③就職

就職先では、今までのアルバイトの経験を活かしつつ、さらに責任のある仕事を任せていただけるようになりました。
私が長く担当したコールセンターは小規模で、全て自分一人で管理する必要があったため、新人の育成・研修、クライアント対応、クレーム対応等などをこなしていました。
そういった中で、研修資料やクライアントへの報告資料、コールセンター内で使用する業務マニュアル等、たくさんのものを作らせていただくことになり、やはり自分はこういったことが好きなんだ、ということを実感していきました。

さらに、業務改善活動の一つとして、今まで紙のマニュアルばかりだったものを、オンライン化しようという話になり、簡単ではありますが、HTMLを使用したナレッジツールの作成を始めました。
当時ほとんど知識がなく、見よう見まねでやっていましたが、それでもすごく楽しくて、出来上がったときの感動は今でも忘れられません。
また、一緒に働くオペレーターの皆さんからもわかりやすい、使いやすい、という言葉をいただけてとても嬉しかったです。

ちょうどその後くらいから体調を崩し始めたりして、今後のキャリアについて迷うことも多くなり、最終的に留学を決意することになります。

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『やりたいこと』が見つかるまでの道のり④留学

留学中も最初は色々と迷うことがあったのですが、改めて専門学校のコースを調べて、自分がまさに興味のあることが勉強できるコースを見つけました。
それが印刷技術とグラフィックデザインでした。

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このとき、私はすでに20代後半。
迷って迷って、悩んでも見つからなくて…を繰り返した結果でしたが、今わかるのは、やはり全てはつながっていたんだな、ということです。

TAFEでの学生生活は、金銭的にも精神的にも辛かったけど、それを乗り越えて今デザインのお仕事をさせていただけるようになった嬉しさの方が遥かに上回っています。

私自身長い時間がかかったからこそ、今「やりたいことがなくて…」と悩んでいらっしゃる方にも、ぜひ諦めずに「自分が本当にやりたいことは何か?」と自分に向き合って、見つけていって欲しいと心から思っています。
もしそのやりたいことにオーストラリアやパース、留学に関わることがあればぜひACCにご気軽にご相談くださいね。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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