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【パース留学日記11】決断

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

英語コースが一段落し、夏休みを存分に楽しむ傍らで、今後の進路について思い悩んでいました。
悩んでいたのは二つ。

専門コースで勉強するだけの必要な英語力が身についていないのではないか

一つは英語コースを無事卒業したけど、まだまだ自分の英語力に自信がなく、専門コースに進学して地元の学生たち(ネイティブスピーカーたち)と一緒に勉強して、授業についていけるだけの自信がありませんでした。

だから、もう少し英語コースを延ばしてしっかりと英語を勉強した方が良いかも…と思って色々な英語コースを調べていたのですが、その当時お世話になった留学エージェントのカウンセラーの方に言われたのが、確かに授業についていくのは大変だろうけど、地元の学生=ネイティブの人と一緒に勉強した方が確実に英語は伸びる、ということ。

正直専門コースに進学する前は半信半疑でしたが、実際に体験してみると本当にそうでした。笑
当時はあまりに自分に自信がなさ過ぎて、あとは授業についていけないなんてかっこ悪い的なちっぽけなプライドを持っていたような気がします。笑 
もともと負けず嫌いなので、かっこ悪い自分が許せなかったのかもしれません。

今なら、英語は一生勉強だし、とにかくテストに合格して、必要な英語力は身に付いたというところまで来ているのだから、怖くても不安でも飛び込んで大丈夫だよ、と当時の自分に言ってあげたいです。

進学するコースは本当にビジネスコースで良いのか

そしてもう一つは専門コースの内容について。
私は渡豪前にTAFEの英語コースとビジネスコースの計1年間を申し込んでいましたが、私が留学しようと思ったきっかけ−後編−で書いたような自分の好きなことがどの学校・コースで勉強することができるのかがわからず、日本帰国後の転職も考えて

「ビジネスを勉強しておけば転職に役立つのではないか」
「潰しがきくのではないか」

という理由でビジネスコースを選択していました。
正直言って、そこまでビジネスコースで勉強する内容に興味があったわけではなく、ただやっておけば損はしないかな、くらいの気持ちで選んでいました。

でもその気持ちにだんだんと違和感を感じるようになったんですね。

やりたいことをやらなければ後悔する」と思い、一大決心をして会社を辞めてやってきたオーストラリア。
最初こそ【パース留学日記04】楽しくない?パースでの留学生活で触れたようなカルチャーショックもありましたが(苦笑)、留学をスタートしてから半年も経つと、そこに住む人たちやゆっくりと流れる時間、ストレスを解放してくれるような青い空と海がどんどん好きになり、思い切って留学して良かったと心から思っていました。

だからこそ、自分が来たい!と思ってきた国で、やりたいことをやろう!と決心していたはずなのに、特に興味のない専門コースに進もうとしている自分は何なんだろう…と当時の自分にすごく矛盾を感じました。

そこからもう一度自分で進学予定のTAFE(テーフ)のパンフレットをしらみつぶしに見ながら、どんなコースであれば自分が好きなことを学べるのかを再度調べました。

そして見つけたのが、Printing & Graphic Designという印刷技術とグラフィックデザインを勉強する1年間のコースでした。
コースの科目や勉強することをチェックしてみると、まさに私がやりたいと思っていたことばかり。

ただ、「デザイン」という言葉に引っかかりました。
なぜなら自分は全くもってアートの心がなく(笑)、絵を描くのも苦手だし、学校での美術の点数もイマイチでした。

そんな私が「デザイン」を勉強するなんて無理!あり得ないと本気で思っていました。苦笑

そしてビジネスコースは半年だったのに対してこのデザインのコースは1年。
留学期間がさらに半年間伸びることに、費用や帰国後の転職の面で不安がよぎりました。
特にお金については本当に心配性なのでどうしようか…と思いました。

当時は本当に悩みに悩んで、ハゲるのではないかと思うくらいでした(苦笑)が、私の決め手は、

「あの時、こうすれば良かった…」と後で悔やみたくない。

これが一番大きく、思い切ってチャレンジすることに決めました。

今振り返ってみても、あの時そうやって決断して本当に良かったと思っています。
この決断がなければ今こうしてオーストラリアで生活することもなかったと思います。
かなり悩んで、カウンセラーの方や友達にたくさん相談したので、親身になってくれた皆さんに本当に感謝してます。

デザインコースに進学を決めてからは、よりアルバイトに精を出しましたが、なかなか思うように稼ぐことができず歯がゆい思いもしました。
そして専門コースが始まってからは英語コースの時よりもはるかに大きな壁が立ちふさがったのですが、その話はまた次回。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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