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【2021年更新】オーストラリアのパースは永住権が取りやすいのか?

こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアに永住(移住)したいと思っています。パースは永住権が取りやすい、という話を聞いたことがあるのですが、本当ですか?

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリアに永住•移住したい
  • パースが大好きで、いつかここに住みたい、と思っている
  • オーストラリアへの永住•移住を視野に入れた留学を検討している

本記事の信頼性

3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。

ACC Mika

オーストラリアで留学やワーホリをしてみて、このままこの国に住みたい!と思う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
私もオーストラリアのパースで留学をして、どんどんこの環境が大好きになっていって、留学の途中から「いつかパースに住めたらいいな」と思うようになりました。

私たちACCは日経で唯一パースに特化した留学エージェントであり、センター長の岡はオーストラリアで調理師として自力で永住権を取得しました。
その経験を活かし、ACCではこれまでたくさんの方の永住権取得までの道のりをサポートさせていただいています。

そんなACCが2021年のパース の状況と、提携のビザコンサルタントからの最新情報を織り交ぜながら、オーストラリアのパースは永住権が取りやすいのか?について詳しく考察します。

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オーストラリアで永住権が取りやすい職種はあるのか?オーストラリアで自力で永住権を取得したコンサルタントが在籍するACCでは、これまで数々の永住権取得までの道のりをサポートしてきています。永住に関してよくいただく質問に、丁寧に答えます。

オーストラリアの永住権について、まず最初に押さえたい情報

まず前提として、オーストラリアの移民法は驚くほど頻繁に変わります。
マイナーチェンジであれば少なくとも年に1〜2回、大きな変更も3〜5年に1度くらいは目にする機会があります。

そのため、大事なことは調べている情報が本当に最新の情報かどうか。

人は誰しもが自分の欲しい情報を手に入れたいから、自分が信じたい情報が本当の情報だ、と思い込んでしまうことがあります。
しかし、その情報が古く、すでにルールが変わってしまっていたからビザの申請ができなかった、という方も残念ながら見てきました。

こういった事態を避けるためにも、常に「最新の」「正しい」情報を確認するように癖づけていきましょう。

私たちも提携するビザコンサルタントから情報を得て、できる限り最新の情報をお届けしていますが、情報は日々変わりますので、必ずオーストラリア移民省のウェブサイトも同時にご確認ください。

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オーストラリアの永住権は種類が複数ある

オーストラリアの永住権は複数あり、取得方法もそれぞれで異なります。

ここでは、ご自身の学歴や職歴、企業スポンサーによって取得できるオーストラリアの永住権(下記で★がついたもの)とそれに関連するビザをご紹介します。

  • ★州スポンサー付き技術ビザ − Skilled Nominated visa (subclass 190)
  • 地方技術ビザ − Skilled Work Regional (Provisional) (Subclass 491)
  • 地方企業スポンサービザ −Skilled Employer Sponsored Regional (Provisional) (Subclass 494)
  • ★地方技術永住ビザ − Permanent Residence (Skilled Regional) (Subclass 191)
  • TSSビザ − Temporary Skill Shortage (Subclass 482)
  • ★ENSビザ − Employer Nomination Scheme (Subclass 186)
  • ★技術独立ビザ − Skilled Independent visa (subclass 189)

上記の中で、特にパース及び西オーストラリア州に関連するビザが黄色のマーカーを引いたものになります。

下記で詳しく解説していきますね。

パースはオーストラリアの「地方都市」として認定されている

パースは2019年11月16日から、ビザ申請において地方指定地域(Regional Area)に認定されました。

これにより、今まで地方指定地域のみでしか申請できなかった永住ビザや永住ビザに関連するビザがパース市内中心部であっても申請できるようになりました。

ちなみにパースは2010年9月~2017年3月の間も地方指定地域になっていました。その頃はRSMS(Regional Sponsored Migration Scheme)という、地方スポンサー付永住権が主流でしたが、RSMSビザも今は廃止されていて、このようにオーストラリアではビザに関する動きが頻繁にあります。

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パースのある西オーストラリア州ならではの永住権

パースのある西オーストラリア州に特に関連するビザは、下記の4つになります。(★は永住権)

  • ★州スポンサー付き技術ビザ − Skilled Nominated visa (subclass 190)
  • 地方技術ビザ − Skilled Work Regional (Provisional) (Subclass 491)
  • 地方企業スポンサービザ −Skilled Employer Sponsored Regional (Provisional) (Subclass 494)
  • ★地方技術永住ビザ − Permanent Residence (Skilled Regional) (Subclass 191)

西オーストラリア州限定の永住権

下記で説明する地方技術ビザ(491)と地方企業スポンサービザ(494)、そして地方技術ビザ(191)は地方指定地域(Regional Area)に認定された場所で共通するビザですが、実は西オーストラリア州のみのルールが追加された永住権があります。

それが州スポンサー付き技術ビザ Skilled Nominated visa (subclass 190)(以下、190ビザ)。

190ビザは、オーストラリアの州政府が各州で不足している職業を州がスポンサーするポイント制の技術独立ビザです。

正式な雇用主スポンサーが不要で、年齢、職歴、学歴、英語力などの項目からポイントを計算し、65ポイントを超えていること、及び申請者が45歳以下ということが申請の条件になります。

このビザにおいて、西オーストラリア州政府は、2018年9月25日より現行のGeneral Streamに加え、新たにGraduate Streamを追加しました。

このGraduate Streamは、フルタイムで2年以上の就学を必要とする西オーストラリア州の大学•大学院(修士、博士課程)を終えた人が申請できる職種が大幅に増えました。

General Streamの職業リストには18種の職業が記載されていますが、新しいGraduate Streamの職業リストにはなんと210種の職業が記載されています!

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他の主な申請条件としては

  • 英語力はほとんどの職種でIELTSの各科目7.0以上のスコアが求められる
  • 就業経験は、オーストラリア国内なら過去10年のうち1年以上、国外の場合は3年以上の経験が必要
  • 修士または博士課程修了者の場合は、就業経験の要件が免除される
  • 雇用主スポンサーは不要だが、西オーストラリア州の雇用主からの就職のオファー(雇用契約)が必要

が挙げられます。

190ビザのGraduate Streamはパースを含む西オーストラリア州にいる人のみが受けられる恩恵です!

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地方技術ビザSkilled Work Regional (Provisional) (Subclass 491)の概要

Skilled Work Regional (Provisional) (Subclass 491)(以下、491ビザ)は、いわゆるポイント制のビザです。

491ビザは以前あったSkilled Regional (Provisional) (subclass 489)の代わりに導入されました。

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条件を満たす申請者は、まずExpression of Interest (EOI)を移民省に提出し、Invitationが送られてきた場合に491ビザの申請ができます。

主な条件は下記の通りです。

  • ビザ申請者は特定の地方で居住•就労する必要がある
  • 特定の地方政府機関からのノミネーションまたはそこに住む家族からのスポンサー
  • 申請職種に関連する3年以上の職歴(フルタイム)
  • ポイントシステムで65点またはそれ以上 など

491ビザは有効期間5年のビザですが、3年後に条件を満たす491ビザ保持者は、2022年11月より導入される新しい永住権Permanent Residence (Skilled Regional、以下191ビザ)を申請することができます。

地方企業スポンサービザSkilled Employer Sponsored Regional (Provisional) (Subclass494)の概要

Skilled Employer Sponsored Regional (Provisional) (Subclass494) (以下、494ビザ)は、はこれまでの地方都市限定の永住権RSMSビザ (Subclass 187)の代わりに導入されるビザで、勤務先の企業からのスポンサーが求められます。

494ビザ保持者で条件を満たす場合、後に191ビザ(永住権)を申請することができます。

地方技術ビザ(491)と地方企業スポンサービザ(494)に共通する重要なポイントは「職歴」

上記で触れた地方技術ビザ(491)と地方企業スポンサービザ(494)に共通するポイントとして、職業リスト(Skilled Occupation List、通称SOL)に載っている職種である必要があり、その上で、「Post-study」の職歴が最低3年は求められます。

この職歴で注意しなければいけないのが、「Post-study」という条件。

直訳すると、「勉強後」という意味になりますので、関連職種の学位を取得後からの職歴がカウントされる、ということになります。
正直、以前からこの「Post-study」というルールは存在しながらも解釈が曖昧だったのですが、新しいビザになってからは「関連職種の学位を取得後」に厳格化されました。

なお、「関連職種の学位」を取得後の職歴は、どの学位からなのか?というのは、申請する職種により異なりますので、ご注意くださいね。

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オーストラリアのパースは永住権が取りやすいのか?

結論から言うと、パースが地方指定地域に認定され、かつRSMSと呼ばれる地方スポンサー付き永住権が存在した2010年9月~2017年3月の期間と比べると、申請条件は厳しくなった、と言わざるをえません。

しかしながら、上記の新しいビザの登場によって、「もうオーストラリアでは永住権は取れない…」などの声も上がっていますが、そうとも限りません。

最初に述べたとおり、オーストラリアの移民法は頻繁に変わります。

例えば491、494ビザが導入された後も、対象となる職種の数が増えたり、190ビザ(州スポンサー付き技術ビザ)では大学•大学院で勉強された方向けの新しいカテゴリー(Graduate Stream)が誕生したり、オーストラリア政府として、特にパースのような地方都市に引き続き移民を受け入れたいという動きはあります。

オーストラリアは移民国家であり、「Australia needs skills(オーストラリアはスキルを必要としている)」という大きな軸は常に持ち続けています。

ACC Mika

パースは新型コロナウイルスの影響により、人手不足が深刻化している

そしてもう一つ、最新情報として忘れてはならないのが、パースは新型コロナウイルスの影響によって、2021年10月現在深刻な人手不足に陥っている、ということです。

西オーストラリア州の厳しいコロナ対策の結果、パースは他州と比べてもロックダウンの期間が短く、ほぼ日常生活と呼べる毎日を過ごせています。

それに伴い、西オーストラリア州内の経済活動はかなり活発で、州境及び国境が閉じていることで留学生やワーキングホリデー、そして移民として新しく人が入ってこないため、どこも仕事が忙しいのに任せられる人がいない、という状況が続いています。

もちろんこれは国境が開けば状況が変化しますが、国境が開いたからすぐに人手不足が解消される、というわけではありません。

しばらくは移民の力を特に必要とする期間が出てくる可能性が高くありますので、今後の動向に注目したいですね。

オーストラリアのパースはまだまだ永住権が取得できる可能性があります!

今回はオーストラリアのパースは永住権が取りやすいのか?について考察しました。

繰り返しになりますが、オーストラリアでは移民法が頻繁に変更されるため、ビザの動向も、良くも悪くも真逆の方向に変わることもあります。
パースもまだまだ可能性がある場所ですし、できるだけビザの変更に左右されずに永住への道を辿っていきたいですよね。

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ACCでは自力で永住権を取得したコンサルタントが、これから進む道を一緒に、真剣に考えますので、お気軽にご相談くださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※今回のブログの内容は、ACC提携のビザコンサルタントに確認の上、一般的な解釈について述べています。上記情報は移民省の都合により予告なく変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。また、個人個人のビザの取得の可能性はそれぞれの状況や条件によって異なりますので、具体的なご相談をご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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