こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。
オーストラリア留学に興味があるのですが、どのくらい費用がかかるのかが気になります。
今日はこんな疑問にお答えします。
本記事はこんな方におすすめ
- オーストラリアに留学したい
- オーストラリアに留学に興味があるが、どのくらいの費用がかかるのか知りたい
- オーストラリアに留学に興味があって、実際に留学した人のリアルな情報が知りたい
本記事の信頼性
3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。
留学を検討するに当たって、一番気になることの一つが「どのくらいの費用がかかるのか」ということではないでしょうか。
すでに予算が決まっている方は予算以内に収めたいですし、これから準備をされる方も大まかな費用は把握しておきたいですよね。
今回は私がオーストラリアのパースで約3年半留学した際にかかった費用を、学費•生活費など含めて全て公開します。
※下記で記載する日本円は1オーストラリアドル=80 円で計算しています。為替レートの変動によって、実際の費用も変わりますので予めご了承ください。
目次
オーストラリア留学にかかる費用は人によってかなり違いがある
下記で私の留学にかかった費用をご紹介させていただきますが、オーストラリア留学にかかる費用は人によってかなり違いがあります。
費用を決める主な要素としては、
- どのビザで渡豪するか(観光?学生?ワーキングホリデー?)
- どこの都市で勉強するか
- どんな勉強をするか(英語?スキルや資格を身につける?学位を取得する?)
- どの学校で勉強するか(語学学校?専門学校?大学•大学院?)
- どのくらいの期間勉強するか
- 滞在方法(ホームステイ?学生寮?シェアハウス?)
などが挙げられます。
例えば同じ専門学校留学であったとしても、コースによっては各学校で学費にかなりバラつきがあります。費用と学校の質をバランスよく保って、プランを決めていきたいですね。
ACCコンサルタントMikaのオーストラリア留学基本データ
上記を踏まえ、私の留学の略歴を下記でまとめました。
- ビザ:学生ビザ
- 留学先:パース
- 勉強の種類:英語力アップ+専門的なスキルを身につける
- 学校の形態:専門学校
- 学校名:オーストラリア州立専門学校TAFE(テーフ)
- 学んだコース:グラフィックデザイン
- 留学期間:約3年半(英語コース20週間+専門コース3年)
- 滞在方法:ホームステイ(約2ヶ月間)→シェアハウス(残りの全期間)
- 留学エージェント利用の有無:あり
私の留学でかかった費用のまとめを最初に見たい!という方はこちらに飛んでくださいね。
オーストラリア留学にかかった費用【学費編】
まずはオーストラリア留学でかかった全ての学費をご紹介します。
語学学校の費用:約48万円
私は専門コースでグラフィックデザインの勉強をする前に、英語力をアップさせるため、専門学校付属の語学学校で進学英語コースに通いました。
通った期間は20週間(半年弱)で、学費が1週間$300だったので、
$300 ×20週間=$6,000(日本円で約48万円)
でした。
私が通った、専門学校TAFEの付属の語学学校は、入学金が無料でした。学校によっては授業料の他に別途入学金や教材費がかかります。
専門学校の費用:約250万円
私はオーストラリアの州立専門学校TAFEでグラフィックデザインの勉強をしました。
詳細は下記の記事でご紹介していますが、専門コースの期間は3年間で、授業料は毎年少しずつ上がっていました。
【パース留学日記28】オーストラリアでグラフィックデザインを学ぶ
20代後半英語力ゼロでスタートした海外生活を留学・就職・キャリアアップの視点で赤裸々に語っています。今回は、私が勉強したグラフィックデザインの3つのコースを詳しくご説明させていただきます。
学費ですが、
- 専門コース1年目:$10,000(日本円で約80万円)
- 専門コース2年目:$10,500(日本円で約84万円)
- 専門コース3年目:$11,000(日本円で約88万円)
で、合計$31,500(日本円で約252万円)でした。
専門学校での勉強では、授業料以外に教材費や施設費がかかる場合があり、それが授業料に含まれているかは学校によって異なります。私の場合は授業料に含まれていました。ちなみに学費のお支払いは半年に1回でした。
留学生保険(OSHC)の費用:約12万円
オーストラリアに学生ビザで渡豪する場合、必ず留学生保険(通称OSHC)に加入する必要があります。
OSHCの詳細は下記でまとめていますので、良ければ参考にしてくださいね。
オーストラリア留学に必須の留学生保険OSHCを徹底解説【費用、カバー内容、加入方法など】
学生ビザでオーストラリアに滞在する場合、必ず加入しなければいけない留学生保険、通称「OSHC」を徹底解説!費用、カバー内容、加入方法、注意すべきポイントなど、申し込む前に確認したい点を全て網羅しました!
もちろん私もこの保険に加入していて、費用は$1,508(日本円で約12万円)でした。
オーストラリア留学にかかった費用【生活費編】
続いてオーストラリア留学中にかかった生活費をご紹介します。
生活費は月計算の方がイメージしやすいと思いますので、ホームステイ以外の費用を月で算出しています。
ホームステイの費用:約15万円
私はパース到着後の最初の約2カ月間(7週間)をホームステイで過ごしました。
ホームステイの手配料と滞在費用を合わせて$1,900(日本円で約15万2千円)でした。
私のホームステイのプランは平日朝晩2食、休日は朝昼晩の3食付きのものでした。
シェアハウスの費用:1カ月約3万7千円
ホームステイを終えてからは、留学期間が終わるまで全てシェアハウスで過ごしました。
シェアハウスはホームステイ直後の1ヶ所目に約半年間住んで、その後引っ越しをして2ヶ所目に長く住みました。
家賃は1ヶ所目が$150/1週間、2ヶ所目が$110/1週間でしたので、平均すると1カ月の家賃は約$468(日本円で約3万7千円)でした。
現地での滞在方法については下記の記事で詳しく紹介していますので、よければ参考にしてみてくださいね。
【徹底比較】オーストラリア滞在方法:ホームステイ、学生寮、シェアハウス、どれを選ぶ?
オーストラリアの代表的な滞在方法であるホームステイ、学生寮、シェアハウスを費用や期間、住みやすさなどで徹底比較。オーストラリア長期留学経験者が、それぞれのメリットやデメリットを含めて詳しく解説します。
その他の生活費:1カ月約5万5千円
その他に毎月かかっていた費用としては、下記のようなものが挙げられます。
- 食費:$400/月(日本円で約3万2千円)
- 交通費:$50/月(日本円で約4千円)
- 携帯電話料金:$40/月(日本円で約3千円)
- 交際費:$200/月(日本円で約1万6千円)
合計すると、1カ月の平均の生活費は約$690(日本円で約5万5千円)でした。
オーストラリア留学にかかった費用【その他の費用】
学費や生活費以外にかかった費用は下記の通りです。
- 飛行機のチケット(往復):約12万8千円
- 空港送迎サービス:$132(日本円で約1万円)
- 学生ビザ申請費用:約$1,600(日本円で約12万8千円)
- 留学エージェントのサポート費用:無料
もともと1年間の留学予定だったので、飛行機のチケットは往復で取っていました。
また、パース到着後スムーズにホームステイ先まで行けるように、空港送迎サービスに申し込んでいました。
学生ビザの申請料金ですが、当時の料金は年によって違いがあるものの、$500〜575の間でした。
私は途中でコースを変更したり、延長した経緯があったので、学生ビザを2回延長=最初の申請と合わせて合計3回ビザ申請を行ったため、上記のように高額になっています。
留学エージェントは無料サポートをしてくれるエージェントを利用したので、別途サポート費用などは発生しませんでした!
オーストラリア留学にかかった費用【まとめ】
私の3年半の留学期間にかかった費用をまとめると、下記のような感じになります。
学費(3年半)
- 語学学校(20週間):約48万円
- 専門学校(3年間):約250万円
- 留学生保険(OSHC):約12万円
合計)約310万円 / 3年半
生活費(月)
- 家賃:約3万7千円
- 食費:約3万2千円
- 交通費:約4千円
- 携帯電話料金:約3千円
- 交際費:約1万6千円
合計)約9万2千円 / 月
その他の費用
- ホームステイ(7週間):約15万円
- 飛行機のチケット(往復):約12万8千円
- 空港送迎サービス:約1万円
- 学生ビザ申請費用:約12万8千円
合計)約41万6千円
留学の初期費用はいくらだったの?
留学が始まる前に支払いを済ませた、いわゆる初期費用は
- 語学学校(20週間):約48万円
- 留学生保険(OSHC)の一部:約3万4千円
- ホームステイ(7週間):約15万円
- 飛行機のチケット(往復):約12万8千円
- 空港送迎サービス:約1万円
- 1回目の学生ビザ申請費用:約4万2千円
といったもので、合計約84万4千円でした。
学費の細かい分割払いに対応してくれる学校であれば、初期費用はもう少し抑えることもできますよ。
オーストラリア留学にかかる費用を大まかに把握して、留学準備をスタートしよう!
今回は、私の3年半のオーストラリア留学でかかった費用を公開させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
「結構かかるな…」と思われた方もいらっしゃると思いますが、ここでは支出のみの紹介でしたが、実際には留学中にアルバイトをしながら収入もしっかり得ていました。
オーストラリアでは学生ビザであっても一定のルール内でアルバイトが可能です。
【オーストラリア留学】学生ビザでバイトはOK?学生ビザの仕事条件を解説
オーストラリアに学生ビザで留学する場合、一定の条件はありますが、アルバイトができます。オーストラリアに来て、アルバイトがスムーズにスタートできるように、学生ビザの仕事に関するルールや条件を詳しく解説します。
最初に触れた通り、オーストラリア留学にかかる費用は留学の目的や期間、ビザの種類、学校など様々な要素が複合的に絡まって決まるので、その人によってかなり違います。
「自分の場合はどうだろう?」と気になる方は、留学エージェントに見積もりを出してもらうことで大まかな費用をイメージすることができますよ。
ACCでも、カウンセリングをしながら一緒に考えたプランでお見積もり(無料)を出すことが可能なので、お気軽にご相談くださいね。
この記事が今後オーストラリア留学をされたい方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!