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オーストラリアのパースで大学留学!経験者が語る大学留学体験談

こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアで大学•大学院に留学したいと思っているのですが、具体的にイメージしたいので、留学経験者の方の体験談が知りたいです。

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリアで大学または大学院に留学•進学したいと思っている
  • オーストラリアで就職や永住•移住を視野に入れて、留学をしたいと思っている
  • オーストラリアで大学•大学院留学をした人の体験談を知りたい

本記事の信頼性

3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。

ACC Mika

オーストラリアの大学•大学院留学は、今日本で学生の方だけでなく、社会人の方にも人気があります。

また、今後オーストラリア就職や永住•移住を目指す方で、なりたい職業に合わせて大学•大学院で勉強される方も少なくありません。

今回はそんなオーストラリアの大学•大学院留学の実態に迫るため、実際にオーストラリアのパースで大学留学を経験されたHiroさんとNagisaさんにお話を伺いました!

Hiroさん(写真左):エディス•コーワン大学(ECU)卒業後、エンジニアとしてオーストラリアの永住権を取得

Nagisaさん(写真右):日本の大学の交換留学プログラムで西オーストラリア大学(UWA)に編入、卒業後はオーストラリアで数年働いた後に日本の大手企業に就職

オーストラリアの大学と日本の大学の違い

Nagisaさん:私は大学の交換留学プログラムで大学3年の秋から西オーストラリア大学(UWA)に編入しました。特に最初の頃は大学の授業で日本との大きな違いを感じ、戸惑うこともありましたが、Hiroさんはいかがでしたか?

Hiroさん:僕は高校を卒業後、付属の専門学校を経てエディス•コーワン大学(ECU)に進学しました。こちらの大学の特徴として、講義を受けるレクチャーとチュートリアルというディスカッション形式の授業がありますが、他の人の意見を聞き、自分の意見も言える事はすごく面白かったです。レクチャーはオンラインでも受講できるので、学校に来ない人がたくさんいて最初はびっくりしました。(笑)

Nagisaさん:私は日本の大学では拘束時間が長く、教授から知識を「与えてもらう」スタイルが主流でしたが、オーストラリアでは学ぶのは生徒、生徒が自分で考え先生はそれをサポートする、という考え方、授業スタイルを徹底していると感じました。だから常に自分で考える必要があるし、答えは一つではないというスタイルにも正直驚きました。

Hiroさん:そうですね。だからこそ勉強したいなら自分で頑張るしかないし、自主性を重んじるというか、僕はそのいわゆる海外っぽいスタイルは自分に合っていると思いました。

Nagisaさん:あとこちらでは専攻選びがとても重要ですよね。

Hiroさん:専攻がそのまま就職に直結するので、自分の進路に合わせて専攻を変える人もたくさんいますよね。実際僕も最初は航空学に興味があったのですが、途中で土木工学 (Civil Engineering)に専攻を変えました。現在は勉強したことを活かして、工事関係の仕事をしながら経験を積んでいます。

オーストラリアの大学留学で大変だったこと

英語に慣れるまで時間がかかった

Nagisaさん:私は最初こちらに来た時に正直英語に苦労したのですが、Hiroさんはいかがでしたか?

Hiroさん:僕も同じです。実は高校3年間をニュージランドで過ごしたので、英語力はそれなりに自信がありましたが、パースは色んな人種の人がいて、特に東南アジアや中東系の人も多いと感じ、最初はアクセントのキツい英語が全く分からず(苦笑)…実はネパールの人と話した時に名前すら聞き取れず、「自分どうした?!」と思いました。(笑)

Nagisaさん:私も色々なアクセントには苦戦しました。(苦笑)その分だけ、パースで勉強すれば世界どこでもコミュニケーションができる英語力が身につくのは魅力ですよね。ちなみに高校生の時は英語はすんなり身についていった感じでしたか?

Hiroさん:いえ、全然ダメでした(苦笑)。特に1年目はとてもシャイだったので、クラスメートにもなかなか話しかけられず、学校では日本人の友達といることが多かったです。外では道も尋ねられないし、自分一人で何もできないという無力感すら感じた時もありました。

Nagisaさん:そこからどのように変わられていったのですか?

Hiroさん:1年目の終わりに「このままじゃダメだ!」と思い、2年目からは「自分を変えよう!」と強く意識して、性格を180度変える勢いでイケイケの学生を目指して(笑)、ローカルの学生にも積極的に自分から話しかけていきました。もちろん、そのとき英語をしっかり理解できているわけではなかったので、正直「コイツ、誰?」と思われていた部分もあったと思います(笑)。でも自分からチャンスを作っていけば受け入れてもらえる環境だったのは救いでした。

Nagisaさん:日本人はどちらかと言えばシャイな人が多いので、Hiroさんのように自分の殻から抜け出すのは決して簡単なことではないと思います。でもそこさえ乗り越えれば英語力はもちろん、自分を取り巻く環境がガラッと変わりますよね。

新しい友達を作るのに苦労した

Nagisaさん:私はこちらの大学で実は友達づくりにとても苦労しました。

Hiroさん:僕もめちゃくちゃ苦労しました(笑)。みんな授業が終わるとさっさと帰っちゃうし、「あれ、遊びに行かないの?」と孤独を感じました。(苦笑)でも数は多くないけど親友ができたのも事実です。寂しい!と思う事は正直ありましたが、だからこそ自分を思ってくれる人を大切にしようと心から思えたし、多少の事は一人でできるようになり、良い意味で自信がつきました。

Nagisaさん:そうですよね。大学での学び方と同じように、友達づくりに関しても積極性が必要だと実感しました。徐々に生活に慣れてくると、アルバイトなど学校外の活動を通して交流が広がることも多いですし、私も徐々にオーストラリアでの留学生活が楽しくなっていきました。

オーストラリアの大学留学で留学エージェントは利用した?

Hiroさん:僕は最初、日本にある留学エージェントを使ったので、サポート費用は有料で、確か7、8万くらいと結構高額だったんですが、現地オフィスはありませんでした。留学中は大変で悩む事もあったので、そういう時に現地オフィスがあって、経験者からのアドバイスが聞けると良かったなぁと思います。

Nagisaさん:私もそれは一緒でした。大学のプログラムだったため、基本一人で何でもやる力は身についたものの、やはり困った時に力になってくれる人がそばにいてくれたら、相談できる人がいれば、と思いました。

オーストラリアのパースはどんな人に向いていると思いますか?

Hiroさん:多国籍な環境で良い刺激をもらえると思うので、社交的な人や海外の人と交流を持ちたい人はもちろん、自分を変えたいと思っている人に向いていると思います。あとは自分の時間を作りやすいので、趣味があるとさらに生活が充実すると思います。

Nagisaさん:私は日本で忙しい生活をしてきて、少しゆっくりしたいと思う人自然が好きな人にパースはぴったりだと思います。市内中心部でも自然が溢れているので、勉強で疲れた心が癒されます。

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オーストラリアの大学留学はどんな人に向いていると思いますか?

Hiroさん:日本に比べて周りに左右される事が少なく、型もないため自分の形で伸ばせるという意味で可能性は無限大だと思います。だからこそ自分を磨きたい人にオススメです。

Nagisaさん:日本の大学へそのまま進学することに違和感がある人、世界を見てみたい人には国際色豊かなオーストラリアの環境から学べることがたくさんあると思います。

これからオーストラリアの大学留学をしたい人に向けて、一言お願いします!

Hiroさん:とくにかく行動あるのみ!頭でシュミレーションするよりも、もし留学したい、海外に出たいという気持ちがあるのなら、動いてみたら良いと思います。僕は大学留学を経て、サバイバル力というか、自分で生き抜く力、失敗しても大丈夫という度胸がつきました。もうどこの国に行っても何とかやっていける自信はありますね。(笑)

Nagisaさん:少しでもオーストラリア留学に興味があれば、信頼できる留学エージェントを見つけて、まず一度相談してみてください。そうすることで、より大学•大学院留学について具体的にイメージできるようになると思います。

オーストラリアの大学•大学院へ留学したい!そんな時はまずご相談ください

今回は、オーストラリアで大学留学の経験があるHiroさんとNagisaさんに大学留学の実態をお伺いしました。

なお、社会人からの大学院留学に興味がある方は、下記の留学体験談を参考にしてみてくださいね。

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Hiroさん、Nagisaさん、ご協力ありがとうございました!

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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