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【パース留学日記18】"Less is More"から学んだこと

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

突然ですが、皆さん"Less is More"という言葉を聞いたことがありますか?
ドイツ出身の建築家・Mies van der Rohe(ミース・ファン・デル・ローエ)氏が提唱した言葉ですが、日本語では『少ないもの、小さいものが良い、余計なものがない方がいい』と訳されています。

私はこの言葉をオーストラリアの州立専門学校TAFE(テーフ)でグラフィックデザインの勉強をしているときに、先生から教えていただきました。

デザインを考えていて、なかなかいいアイデアが出て来ないと、どんどん自分のアイデアが複雑になっていったり、ユニークさを追求しすぎて奇を狙ったわかりにくい、おかしなデザインになってしまうことがよくあります。

ですが、そういうケースは最初の入り口はそんなに複雑ではなかった、ということがほとんどです。

例えば、企業のロゴを例にとってみると、私たちの頭に残るロゴイメージはほとんどのケースがとてもシンプルです。

ナイキやユニクロ、トヨタ、アップル…などを例に挙げても、皆さんきっとこれらの会社のロゴがパッと頭に浮かぶのではないでしょうか。

会社のロゴは会社の顔になり、これがお客様にどれだけ認識してもらえるか、というのが会社の認知度にも大きく関わってきます。

だからこそ、その会社を代表するイメージをできる限りシンプルに伝えようと、デザインを考えていくことになります。

私もまだまだ勉強中ではありますが、私にとって"Less is More"という言葉は、物事をシンプルに考える=物事の本質を捉える=本当に大事なものは何か?と考えることだと思っています。

ちょうど私が良いデザインが思い浮かばなくて悩んでいるときにこの言葉を教えてもらったので、そこから、この会社が伝えたいことは何だろう?この会社のサービスの本質って?というように考えるようになり、さらにそれにリンクするようなアイデアを考える、というように考え方のスタイルが変わりました。

この考え方は留学を含め、自分の人生やライフスタイルにも応用できるし、大切だと思います。

現在留学中の方やこれから留学や海外就職したいと思っている方、そしてその大きな決断に迷っている方は、ぜひシンプルに自分はなぜ留学をしたいのか?留学をして何を得たいのか?どうなりたいのか?というのを考えてみてください。

まとまらないようであれば紙に書き出してみるのも良いかもしれません。

この作業が自分と向き合うことになり、これを続けられることによって、いつでも自分の意志で物事を選択できるようになるはずです。

時に自分と向き合うことは苦しいこともありますが、私自身これからも自分に問いかけるクセをつけていきたいと思っています。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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