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【パース留学日記27】留学最後の1年とこれまでの2年間のコースの違い

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

これまでのブログで何度かお伝えさせていただいておりますが、私はオーストラリアの州立専門学校TAFE(テフ)でグラフィックデザインの勉強をしました。
私の勉強のステップは下記の通りです。

  • Certificate III in Printing and Graphic Arts (Graphic Design Production)(1年間)
  • Certificate IV in Design (Graphic Design) (1年間)
  • Diploma of Graphic Design (1年間)
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今回は、この③のDiploma of Graphic Designという、私にとっては留学最後の1年となったコースについてお話しさせていただきます。

過去2年間のデザインのコースも非常に実践的で、基本的にはロゴや名刺、ポスター、パンフレット、パッケージデザイン等、形あるものを実際に作って行く、という流れで授業は進んで行きましたが、Diplomaコースはさらにさらに実践的でした。
一番大きな違いとしては、リアルなクライアントさんからの依頼で作品を作る、ということがとても増えました。

私の時は、NPO団体のロゴ、コンサルタントやアーティスト等で個人で活躍する方のロゴや各種販促物の作成、雑貨屋とサッカーチームのウェブサイトリニューアル、等々クライアントの業種も様々、求められる作品も多岐に渡っていました。

これらの課題は全てコンペ形式となり、事前にクライアントから希望や要望を伺って、生徒が各自(課題によってはグループで)作品を作り、クライアントにプレゼンの上、クライアント自らが一番気に入ったものを選ぶというもので、もちろん選ばれなくても学校の成績上は問題ありませんが、やるからには選んでもらいたい!ということで、みんな必死に取り組んでいました。

これらの課題を通して、数多くの作品を作る機会を得られたのはもちろんですが、例えば締切厳守や他の人との協力、上司(先生)とのコミュニケーション、クライアントのわがままや思いつき(笑)などなど、実際に仕事をする上でも直面する問題や現場の感覚を少しでも味わうことができました

最初にお伝えした通り、TAFEのコースは最初からとても実践的でしたが、徐々に徐々に「現場」を意識した内容になっていく
TAFEのカリキュラムってすごい、とちょっと思いました。笑

私は決してTAFEの回し者ではありませんが(笑)、自分はTAFEの勉強を通して未経験のデザインの分野でスキルを身につけることができました。
何かスキルや資格を身に付けたい、とお考えの方は、ぜひTAFEでの勉強も視野に入れてみてくださいね。

ACCセンター長の岡もTAFE卒業生!岡の留学体験談はこちらからご確認いただけます。TAFEについて具体的に知りたい、という方はお気軽にACCまでお問い合わせくださいね。

ACC Mika

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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