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【パース留学日記14】専門コースの挫折後に必死にやったこと3つ

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

【パース留学日記12】専門コースでの挫折で書いた通り、専門コースへ進学してすぐに英語力と初めての分野での勉強で、全く授業について行くことができずに大きな挫折を味わった私でしたが、東日本大震災を契機に家族の暖かくて大きな後押しも追い風となって、今まで以上にしっかり勉強しよう!と覚悟が決まりました。

とは言えど、覚悟を決めた翌日から英語が聞こえるようになり、専門用語を理解して、ソフトの使い方をマスターできたわけではもちろんありません。
ただ、英語力+αでスキルを身につける、という自分の目標を叶えるために意識的に取り組んだことがいくつかありますので、今回は大きく3つに分けてご紹介します。

専門コースの挫折後に必死にやったこと①予習と復習

授業に着いて行けなかった私がまず力を入れてやったことは予習と復習
当たり前と言えば当たり前のことですが、予習と復習なんて高校生以来していなかったのでは、というくらい本気で取り組みました。笑

授業についていけなかった大きな原因の一つに、知識ゼロで始めた新しい勉強=知らない専門用語がたくさん(しかも英語)出てくるということがありました。
私はオーストラリアの州立専門学校TAFE(テーフ)の専門コースで印刷とグラフィックデザインの勉強をしたので、授業中は印刷技術やデザインに関する用語がいつも飛び交っていた訳ですが、もちろん何度も聞く言葉は徐々に覚えて行くのですが、最初は本当にチンプンカンプン。
だからこそ、テキストに載っているわからない単語はできるだけ授業前に全て調べておくようにしていました。
わからない単語が多すぎて、なんでこんなにわからないんだろう…と凹むこともしばしばでしたが(苦笑)、それでもめげずに続けて行きました。

その当時は調べた単語を忘れるたびに、あぁ!と思っていましたが、実は忘れることは覚える上でとても大事なことです。
人間の脳は何かを覚える→忘れるを3〜4回繰り返すことによって、初めて「記憶」として定着します。
英語学習の上でも「暗記」は非常に効率の良い勉強方法なので、よければ試してみてくださいね。

復習に関しては、授業のある日は毎日学校の図書館が閉まるまでパソコンに向かってその日の授業で習ったことをもう一度やってみたり、苦手なものに関しては何度も何度も繰り返し取り組みました。

専門コースの挫折後に必死にやったこと②授業中はできるだけ『聞く』ことに専念

コースの最初の方は特にデザインする上で必要なソフトウェアの使い方や、印刷のために必要な設定等、テクニカルな内容のものが多かったので、これを押さえればあとで自分でも試したり復習することができる!と考え、授業中はできるだけ先生の説明をきちんと聞くように心がけました。
そのため、授業中だけでは課題が終わらない、ということもしばしばでしたので、上記の復習と合わせて、図書館や空いている教室で夜遅くまで作業をしていました。

テクニカルな内容は最初にきちんと理解できればあとは困ることはありませんので、そこを最初に理解しようとした結果、後々の作業効率のアップにも繋がり、とても良かったです。

デザインで使用するソフトウェアはTAFEで勉強する前まで一度も触ったことがありませんでしたが、幸いそういった新しいソフトウェアの使い方を学ぶのは好きだったので、それも大きな助けとなりました。

専門コースの挫折後に必死にやったこと③ネイティブの学生に負けない『何か』を身につける

多くの留学生は、そもそも英語がネイティブではないという点で地元の学生と比べて大きなビハインドがあるとも言えます。
私自身、英語が聞き取れない、単語がわからないからこそ授業の内容が分からない、ついていけない、ということが多々がありました。

しかし、そのままではこれから海外就職をしたり、移住をしたりすることを考えると、ネイティブには太刀打ちできません。
海外で生き残っていくためには、ネイティブスピーカーに負けない「何か」を武器として持っていることが必要不可欠です。

そこで私が最初に意識したことは、必ずデットライン=締め切りを守るということ。
これまた日本では当たり前、と思われるかもしれませんが、オーストラリアではこの締め切りを当然のように守らない、守れないケースも多々あります。

学生だと、余計にまだ学生だから…という意識があるのか、少し締め切りを超えても大丈夫、と思って取り組んでいる人が多くいましたが、私は学生のうちにできないことはその後仕事でもできないと考え、自分の中で絶対に締め切りは守るという目標を作りました。
先述の通り、オーストラリアでは締め切りを守らないことがたくさんあるからこそ、きちんとスケジュールに沿ってできることは非常に重宝され、「あいつに任せたら、きちんと仕事をする」と、周りの見方も変わります。

専門コースが始まったばかりで、英語もわからないし、知識もないし、取り組んだことは小さなことかもしれませんが、それでもこうやって自分は他の生徒より抜きん出てできることは何か?と意識して取り組んだことは、その後の私の勉強の成果にも多いに表れてきました。

上記の取り組みを根気づよく続けた結果はいかに?!また次回のブログでお話しさせていただきたいと思います。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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