パース駅からバスで約25分の場所にあるカーティン大学ですが、一部のコースはパースシティ•キャンパスのCurtin Graduate School Of Business(CGSB、カーティン•ビジネススクール)で学ぶことができます。このCGSBで勉強できる代表的なコースと言えばMBA!現役の教授に、コースやその後の就職など、気になることを全て聞いてきました!
Master of Business Administration (Advanced)
経営学修士− 2年間
- CRICOS CODE: 093141F
カーティン大学のMBAコースへの入学には最低3年以上の職歴が必要になりますが、平均すると6〜12年ほどの職歴をお持ちの方が多く、資源系から中小企業、政府系、NPO団体など職種は多岐に渡ります。会社内での昇進や別職種への転職、起業などの目的でこのコースを受講される方が多いです。
カーティン大学のMBAコースでは5つの専門分野がありますが、その中でもOil & Gasという資源系分野を用意しているのは、資源が豊富な西オーストラリア州ならではで、とても需要の高い分野になります。
先生からのコメント
MBAコース受講者は学校が主催する数々のネットワーキング•イベントに参加でき、そこから人脈を広げ、就職につながる方も少なくありません。CGSBは西オーストラリア州で最も大きなビジネススクールだからこそ、企業との繋がりも強く、卒業後のキャリを意識したカリキュラム構成になっています。− Steve教授
現役留学生にコースの実態をお伺いしました!
先生からのコメント
私がカーティン大学のMBAコースを選んだ理由は、これまでの自分のキャリアを通して営業、企画、会計•財務等を経験してきましたが、MBAを学ぶことによって自分のスキルをより高いレベルに引き上げ、今後のキャリアアップに活かしたいと思いました。
カーティン大学のMBAコースは約2年間で、その後の卒業生ビザにも繋がる可能性があること、また留学生向けの奨学金制度を設けていることも大きな決め手になりました。MBAコース内に資源系(Oil & Gas)に特化した分野を設けているのもとてもユニークだと思います。− 関 慎太郎さん(学生ビザ)
実際に勉強されてみて楽しいこと、大変なことを教えてください。
英語の壁以外で一番大変さを感じることは、日本と学び方、アプローチの仕方が異なることです。レポートやプレゼン、グループワークなど様々な課題がありますが、オーストラリアでは得た知識をもとに自分の考えを述べ、更にそれを文献やデータベースを引用してバックアップすることが重要視されます。日本ではどちらかと言えば文献や前例に忠実であることが求められることが多々あるかと思いますが、こちらではそれは評価されません。
勉強していて楽しいことは、クラスメートからたくさんの刺激と学びをもらえることです。皆さん大体5年またはそれ以上の職務経験がある方が多いですが、国際色豊かで、年齢も様々、女性の割合もとても多いです。経験してきた業界や職種も多岐に渡るので、新しい知識を得られたり、業界の特色も知ることができます。
どんな方にMBAコースをオススメしますか?
私のようにこれまでの経験を活かしてキャリアップを目指したい方はもちろん、マネジメント職を目指して体系的にビジネスについて学びたい方、今後起業するために必要なスキルを身につけたい、という方にもオススメです。
実際に、在学中に自分でビジネスを起こしたクラスメートや、今後起業したいと話す学生も多くいます。
職歴がないまたは短い人にオススメのマスターコース
Master of Management
マネジメント修士コース − 2年間
- CRICOS CODE: 079264A
MBAコースと異なり、職歴なしまたは職歴が3年未満でもマネジメントについて学べるのが、このMaster of Management。パースのローカル企業と進めるプロジェクトや各種ネットワーキング•イベントを通して、オーストラリアのビジネス文化を学びながらキャリアップを目指します。
カーティン大学では、留学生向けの奨学金プログラムを用意しています。詳しくはこちらよりご確認ください。
カーティン大学ってどんな学校?
先生からのコメント
元々工科大学だったことからも、ビジネスとエンジニアで特に定評がある大学です。オーストラリア全土でも近年成長の著しかった学校の一つで、留学生も多く在籍しています。また、カーティン大学は西オーストラリア(WA)州の大学で唯一、WA商工会議所のオフィスをキャンパス内にもつ大学です。カーティン大学ではすべての学生にインターンシッププログラムがオプショナルで付いており、卒業後のキャリアサポートにも力を入れています。− Alvinさん(アジア地域マネージャー)