留学•就職体験談
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留学中の出来事 ~英語力より文化理解~

留学って思っていたよりいろいろ感じていたんだなぁ、と思った前回。
書いていたら思ったより書きたいこと、お伝えしたい事が多くて一回プラスになりました。笑

今回もちょっと長いですが、お時間ある方はお付き合いください。
これからオーストラリアへ留学する人は必読です。

無事アルバイトもゲット!でしたが、なかなか簡単にいかないのが人生。

海辺のおいしいカフェレストラン。
お客さんとして行った時の満足度はとても高いところでした。

ところがキッチンは当時男女差別(かつアジア人差別)が酷い環境で仕事を楽しみ切れず、歯がゆい思いをしていたら、たまたま別のところからもオファーが。

後ろ髪引かれながらも二つ返事で早くも職場チェンジです。
料理長は軍曹みたいに厳しい人でしたが、なぜかとても可愛がってくれていました。

「環境が環境で申し訳ないな。次の店はよく知ってる。頑張ってな。」と力強く握手してくれました。
オーストラリアでも、仕事に一生懸命な人の思いって一緒なんだな、とちょっと感動。

日本と違ってどんな業界でも昔から転職は当たり前のオーストラリア。
旅立ちは大抵の場合気持ちよく送り出してくれ、その後も良い関係が築けることが多いです。
それだけ役職や体裁ではなく、本当の意味での人付き合いが求められるし、出来る環境です。

次の仕事先ですが、キッチンも広くて仕事環境も良かったのですが、さらに給料も素晴らしい。

実はオーストラリアの最低賃金って凄く高いんです。

仕事や役職(バイトでも役職あるんです)にもよって違いますが、アルバイトだと$21($1 = 80円計算で1,680円、私が留学中は$1 = 100円だったので2,100円。笑)くらい「から」です。
当時はもうちょっと安くて、スタートは$16.80からでしたが、土曜日は$19.80、日曜日は$23と週末はレートが上がります。そしてなんと!祝日は$37!!!

正社員なんてのぞみません。笑
こちらでは日本でいうフリーター夫婦でも、世帯収入1,000万円前後の人があちこちにいらっしゃいます
職業差別や雇用形態での差別もほぼないに等しいので、みんな自分のやりたい仕事や夢にまい進しやすい環境です。

「そんないい国あったらみんな一生懸命働くわ!」

と思うのはごく一部のまじめな国の方だけ、ということもここに来て実感しました。笑

オーストラリアは資源マネーが豊富なので、失業保険が理由があれば一生出ます。
仕事のやる気があれば、日本でいうハローワークが結構仕事紹介してくれます。
それでも仕事したがらない若者が増えているのが実状です。

働かなくても生きていく心配がないって、ある意味怖いですね。

さぼるにも、上には上がいるものです。笑

さて、そんなことを考えているのはオーストラリア人だけではなく、世界中どこでもいるということを痛感したのが留学中。

そんな中での珍事の一部をご紹介します。

その① 〇〇がない、事件。

留学したことがある方なら誰しもが経験しているであろう、紛失系あるある。笑
これが調理師コースになるとこうなります。

「生地を30分冷蔵庫で寝かせてください」

と先生が言うので、自分の冷蔵庫の中で30分放置。
30分後に取り出して生地を伸ばそうと思ったら、あるはずの生地がありません。

自分のベンチ(作業台)の下にある冷蔵庫ですよ?
ずっと前に立ってたけど、足元から忍び寄って誰かが取ったのか!?いや、そんなことはあるはずない!!!なんて思ってもう一度よく冷蔵庫を見たら、対面の側の作業台と内側でつながっていたんです。笑

ということは、前の作業台で丁寧に伸ばされているその生地こそ、私のもの?

「ねぇ、その生地って自分で作ったの?」

とそのクラスメイトに尋ねると、

「ううん、私の冷蔵庫に入れ忘れちゃって。。でも運よく冷蔵庫に入ってたの!」

そんなわけねーだろ、と突っ込まれることを待っているでもなく、本気でそう理解しようとしている様子。
それは俺のだ、と言って取り返したらえらい剣幕。

「それがOttoのだって証拠出しなさいよ!名前だって書いてないじゃない!私の生地返しなさいよ!」

生き残りをかける闘争はまさに必死です。
感情で返しても仕方ないので、そのクラスメイトが寝かしそびれた生地を指さして、

「それでしょ?」

と言ったら同じ出身国のクラスメイトの方へ言って半泣き状態。

十中八九私の悪口言ってたんでしょう。
母国語でギャーギャー言っていましたが、私は完全無視。

留学中は自分に良くすることのない人であれば、クラスメイトであっても気にしている必要なんて全くありません。

「あー、もうこの人種とは一生話さないんだろうなぁ」

なんて思っていたら、翌日は普通に接してくるから不思議です。
細かいことを気にしていると、短い人生損する、ということも実感しました。笑

その②  先生もボイコット

その日は午前中の実習が思ったより時間がかかって、45分近く押してしまいました。

午後は時間に厳しい先生の授業。
その間の休憩時間は30分程度だったので、みんなご飯も食べずに大急ぎで次の教室へダッシュです。

クラスにつきましたが、電気がついていません。

先生休みか!?

なんて思って職員室に行ったら、その先生普通に座ってます。

「先生、授業はいつはじまりますか?」
と聞くと、

「あなた達、遅刻は厳禁だと言ったはずです。理由はどうあれ、今日の授業はしません。今日の分は自分たちで勉強しなさい。」

おいおい、前の授業が押したのはほぼほぼウチラのせいじゃねぇぞ、と思って事情を説明。

「言ったはずです。事情はどうあれ、遅刻はダメです。ごめんなさいね。」

いやいや、こんなの学校側の問題だろ、と思って今度は留学生課へ。
再度事情を説明すると、留学生課は理解してくれ、とりあえず謝罪はしてくれました。

ただその先生、あまりに頑固だったようで振替授業もなし、上からのお咎めもなし。
その後、我々に謝罪もなかったです。笑

日本だったら返金やら、公務員が授業ボイコット、などスキャンダルにすらなりそうな事件でしたが、そういった事も一切なく、数週間後にはクラスメイトも何事もなかったように普通に授業を受けています。

郷に入っては郷に従え、でしょうが、この”郷”が”豪”に思えてきますよ。
冗談抜きで。

私一人はねちっこく、その学期が終わるまでこの先生の授業に関しては必要以外は一切発言も何もしなかったです。
教師をしていたこともあってか、生理的にあわなかったのか、この先生だけは許しがたく、大人げなく反抗しまくってました。笑

最後は職員室に呼ばれて、なぜそんな態度なのかと聞かれる始末でしたが、

「時間通りには来て、静かに授業も聞いて、提出物もテストもクリアしていますが、何か問題でもありますか?」

さすがにその後は先生も何も言わなかったが、何故か評価はよかったです。笑
不思議な国です。

日本よりもロジカル(論理的、理に適っている)なことは何事、特に仕事面は多いと思います。
やることやっていればOKというところだったのでしょう。

日本の基準が世界基準ではない、と実感。

その③  公用語は中国語

前回ちょっと触れましたが、私がいたクラスは半分が中国人。
一人一人はほとんどいいヤツらだったんですが、何せ群れると面倒くさい。笑

当然日本人同士で集まれば日本語で話すように、彼らも中国語で話す訳です。

が、しかし。

先述の通りクラスの半分は中国人ですから、最初のうちは先生の話以外、中国語しか聞こえない状態。笑

さすがに度を越えていたので、これも留学生課に相談。

「私は中国に留学したかったわけではありません」笑

これも学校は素直に受け入れてくれ、各先生にも通達してくれたことが授業の中でも強く感じました。
先生もそりゃ気持ちよくはないですよね。笑

しかし、それでもめげないのが彼らの凄いところ。

「ちょっと今、大事な話してるから」

何とも指摘しにくい言い訳を思いつくものです。
最終的には一人の先生が激怒して、それでも英語を話そうとしないクラスメイトをキッチンから追放して少し収束。

日本って、本当にたくさんの人がルールや規律を重んじる国だと改めて痛感しました。

同時に、人ってどんな国でもいい人もいれば、悪い人もいる、というのも事実だということも体感して知ることが出来ました。
何か私の愚痴の回みたいになってしまいましたが、どうかご勘弁を。。

次回はいよいよ卒業、そして永住ビザの準備に向けてのお話し。

人生の転機は、プライベートもいろいろ動きます。笑

この記事を書いた人

Otto

気分転換にとワーキングホリデーで滞在していたオーストラリアで人生の方向性を見出し、留学、自力で永住権取得、海外就職を実現。「自分と同じように悩む人たちの力になりたい」という想いで独立。ゴルフ、ファッション、音楽、パースのライフスタイルを愛する社長っぽくない社長。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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