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オーストラリアのパースってどんなところ?治安や物価、住みやすさを解説

こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアに留学したいと思って、都市を選んでいます。パースについて情報があまりないのですが、オーストラリアの他の都市との違いや、パースの魅力を教えて欲しいです。

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリア留学を検討している
  • オーストラリア留学で都市を絞りきれないでいる
  • オーストラリアのパースが気になっているが、治安や物価、住みやすさなどもう少し詳しい情報が欲しい

本記事の信頼性

3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。

ACC Mika

オーストラリアと言えばシドニー、メルボルン、ゴールドコースト、ケアンズなどなど、比較的日本からも近い東海岸を中心にした地域がよく知られていますよね。
私自身、留学について調べながら初めてパースを知りましたし、家族や友人に「パースに留学する」と言った時

「パース?どこ?国なの??」

ほぼ100%このような返答でした。苦笑

この穴場感が良い!と未だに思っていますが、同時にもっとパースの魅力が広まって欲しいと強く思っているので、今回は私が3年半留学し、縁あって今も生活をしているオーストラリアのパースについて、留学目線で魅力やメリットをお伝えしていきます。

なお、下記の記事でパース留学中または留学経験のある方に、パースの好きなところやパース留学のメリットをアンケート調査しましたので、合わせて読んでみてくださいね。

関連記事
【パース留学経験者に聞きました】パース留学のメリットを7つの視点から分析

世界で最も住みやすい街に選ばれたこともあるオーストラリアのパースは留学にも最適な場所。パースに留学中または留学経験のあるみなさんにパースの好きなところ、パース留学のメリットをアンケート形式で教えてもらいました!

パースはオーストラリアの西の玄関口

パース(Perth)はオーストラリア全土の約1/3を占める西オーストラリア州(Western Australia、通称WA州)にあります。

「世界一孤立した街」なんて言われることがありますが、実際はバリやマレーシア、シンガポールといった東南アジアの国々と近い距離にあり、特に日本人に人気のバリへは飛行機でたったの3時間半で行けます。

2021年10月現在は、新型コロナウイルスの影響で国境を閉じていますが、通常は、パースへはこの東南アジアを経由してくる方が多いです。

私も直航便でなければシンガポールや香港経由でパースと日本を行き来することが多いです。

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ジェットスターやエアアジアのようなLCC(格安航空会社)を利用して、パースもしくは日本への道中に東南アジアの国々を旅行がてら廻る方々もいます。

パースと日本の時差はたったの1時間!

パースと日本の時差はたった1時間だけ。

例えば日本で朝の9時であれば、パースは朝の8時です。

時差ボケ等もなく、日本にいる家族や友達とも連絡が取りやすいので、この点は私も留学する際にすごく良いなと思いました。

ちなみにシドニーと日本も時差は1時間(日本の方が1時間遅い)ですが、サマータイム期間中は2時間になります。パースのある西オーストラリア州ではサマータイム制度は導入していないので、シンプルでわかりやすいですね。

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パースの気候は1年中過ごしやすい

私がパースを留学先にして良かった、と思うことの一つがこの気候です。

オーストラリアは国土が広いので、各地域で気候もかなり違います。

例えば日本人に人気のケアンズやゴールドコーストはどちらかと言えば東南アジアの気候(1年中温暖、雨が多いので湿度が高い)に似ていますが、一方メルボルンは1日の中に四季がある、と言われるほど天気が変わりやすく、イギリスと似た気候です。

パースはどんな気候なのかと言うと、冬こそ雨が多くなりますが、基本的には1年を通して乾燥した温暖な気候なので、とにかく過ごしやすい!

私は湿気に弱く、また片頭痛持ちなので、パースの雨が少なくカラッとした気候には本当に日々の生活中で助けられています。

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パースでは夏になると40度を超える日もありますが、湿気が少ないので日陰は涼しいですし、日本の湿気の多い夏と比べたら、かなり過ごしやすいと思います。

パースはオーストラリアの中でも日照時間が長い場所。その分紫外線は強いので、日焼け止めを使ったり、帽子やサングラスを着用するなどのケアは必須です。

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パースの治安は良く、留学生も安心して暮らせる

留学するに当たっては治安も気になるポイントだと思います。

私はパースに3年半留学し、その後縁あってそのままパースを生活の拠点にしていますが、自分の留学生活を振り返ってもパースは安全で、留学生も生活がしやすい、と実感しています。

パースには人種や国籍問わずとてもフレンドリーな人が多いですし、道で困っている人を見かけたら声をかける、助けてあげる、という場面もたくさん見かけます。
また、バスから降りる時に運転手に「ありがとう!」と声をかけて、「どういたしまして、良い1日を!」というやり取りも日常茶飯事です。

小さなことかもしれませんが、こういう「小さな親切」が温かいコミュニティを作り、治安をよく保つ基礎になっていると思います。

パースの治安については下記の記事を参考にしてみてくださいね。

関連記事
3年半パース留学をして実感した、パースの治安の実態を暴露します【オーストラリア留学】

留学先の都市を選ぶ上でとても重要な要素の一つとなるのが治安ですよね。オーストラリアのパースに3年半留学し、今も生活の拠点をパースに置いているACCのコンサルタントが、現地にいるからこそ分かるパースの治安の実態を暴露します。

パースの物価や家賃はそこまで高くなく、時給は高い!

パースは資源ブームの真っ只中の2010年〜14年頃は物価が跳ね上がりましたが、今はかなり落ち着き、物の値段や家賃などは東海岸と比べても安いです。

日本と比べたら高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、平均的なコーヒー1杯の価格は$4.5($1=80円計算で約360円)、ランチ代は$15前後($1=80円計算で約1,200円)が相場です。

家賃はシェアハウスであれば、場所にもよりますが、1週間$100($1=80円計算で約8,000円)前後に抑えることもできます。

加えて、パースはお給料が高いのが魅力。

パースのローカルカフェやレストランでは時給$20($1=80円計算で約1,600円)以上のところが多く、日本でいういわゆるフリーターの人でも年収400万円ほど稼げてしまうのが驚くべきところ。

私も留学時代にシェアハウスの家賃を抑えて、アルバイトで稼ぐことができたので、当時は本当に助かりました。

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パースでは留学生でも公共交通機関で学割が使える!

パースの公共交通機関では、留学生でも学割が効きます。

他州ではオーストラリアで永住権・市民権を持つ方の学割はありますが、留学生の学割は残念ながらありません。

どこの都市でも交通費は日本に比べて割高。

ただでさえ学費がかかるのですから、抑えられるところはしっかり抑えたいですよね。

ポイント

ちなみに、パースでは「トランスパース(Transperth)」という公共交通機関が電車やバスの運行を行っています。

電車は時間が正確ですし、比較的夜遅くまで走っているので便利です。

バスはパースとパース郊外を結ぶ通常のバスの他、「キャットバス(Cat Bus)」と呼ばれる無料の巡回バスがパース市内中心部を走っています。

キャットバスは本数も多く、市内観光や歩くにはちょっと遠いかな、という場所に移動する際にとても便利です。

この無料バス運行はオーストラリアの他の都市ではなかなかないサービスなので、パースの市内中心部に住んで、交通費をゼロにする、ということもできちゃいますよ。

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パースの学校は日本人が少なく、勉強に集中できる!

多くのパースの学校で、日本人の比率は全体の約5〜10%前後

語学学校では、ご自身の現在の英語力によっては日本人が多いクラスになることもありますが、全体の割合から考えても日本人比率は少なく、留学生はヨーロッパや南米、アジア諸国など世界中から集まっています。

実際に私が留学している時も、英語コースと専門コース時代も含めて、クラスに日本人は一人もいない、もしくはいても一人だけ、という環境で勉強することができました。

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せっかく留学をしたのに蓋を開けてみたら周りは日本人だらけだった…というのはきっと思い描く留学とは違いますよね。

どうせなら日本人の少ない環境でどっぷりと英語環境につかりましょう!

パースで勉強すれば、本当の意味でグローバルに使える英語を身につけられる!

オーストラリアは移民国家で、出身国によって英語のアクセント・クセが全く違います。

アメリカも移民国家ですが、アメリカでは「アメリカ英語」で英語が一つに統一されており、発音もきちんとしなければなかなかコミュニケーションがうまくとれません。

オーストラリア英語もありますが、様々な国の出身の人がお互いの英語と文化を理解しながら、仕事・生活をしており、本当の意味でグローバルに使える英語を学ぶにもいい環境です。

パースは自然と街のバランスがパーフェクト!

パースは人口が200万人ほどで、大きすぎず小さすぎずちょうど良いサイズです。

市内中心部でも緑が溢れ、スワンリバー沿いの美しい水辺にも癒されます。

私が留学でパースに最初にやって来たときに驚いたのは、日本との環境の違いでした。日本では人が溢れ変えるような東京で毎日長時間労働をしていたので、パースはまるでそこだけ時間がゆっくりと流れているような気がして、慣れるまで少し時間がかかったくらいでした。

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また、パースには電車やバスで行ける距離に美しいビーチが点在しています。夏は毎日多くの人で賑わっていますよ。

初めてパースのビーチを見た時は、今まで見たことがないような透き通った海の色にすごく感動したのを今でも覚えています。

パース市内中心部を流れるスワンリバー沿いもウォーキングやジョギング、サイクリング等に適していて、休日はこういったビーチや川沿いでのんびりと過ごす、という方も多く、仕事や学校で忙しい中にもリラックスできる環境が整っていると思います。

日本のような喧噪から少し離れたい、リラックスできる環境で勉強に集中したい、という方にパースはもってこいの場所です。

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オーストラリアのパースは住みやすい街!留学生が安心して勉強に集中できます

今回はオーストラリアのパースについて、留学の視点でその魅力や特徴をご紹介しました。

実際にパースで3年半留学してみて、パースの気候、自然の多さ、時給の高さ、人の優しさなどのおかげで、充実した留学生活を送ることができた、と実感しています。

留学において、留学先(都市)選びは最も重要な要素の一つです。
自分が好きになれない土地で長い時間を過ごすのは勉強だけでなく、自分自身にも良い影響はありません。

せっかくの時間とお金をかけるのだから、ご自身が好きな、興味のある場所をじっくりと選んでみてくださいね。

ACCは日系で唯一パースに特化した留学エージェントです。
本社オフィスも留学先のパースに構え、パースへの愛と情報量はナンバーワンを自負しています。
パースに少しでも興味のある方は、ACCにお気軽にご相談くださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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