オーストラリア留学に欠かせない、学生保険(OSHC)ってどんなもの?
- 2016/06/21
- 2020/07/07

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。
今回のブログでは、オーストラリア留学に欠かせない、学生保険(OSHC)についてご紹介をさせていただきます!
そもそも学生保険(OSHC)とは??
学生保険は、英語でOversea Student Health Coverの頭文字をとってOSHCと呼ばれています。
オーストラリアでは、学生ビザで滞在する方にはこの保険に必ず加入するよう義務付けられています。
学生保険(OSHC)でカバーされる内容は?
学生保険を提供している保険会社によって多少異なりますが、例えば風邪をひいて病院に行った場合は医療費の負担が約4割程度で治療を受けることができます。
なお、薬代は基本的にカバーされません。
学生保険(OSHC)は高い?安い??
学生保険の料金も保険会社によって異なりますが、相場は1ヶ月で$45〜50前後($1=80円計算で4,000円前後)です。
ちなみに同じ保険内容で永住者がこの保険に加入しようとすると$150くらいするので、学生さんの場合はかなりリーズナブルに加入できます。
どうやって加入するの?
加入方法は大きく分けて2つ
- お申し込みをする学校に加入手続きを依頼する
- 自分で加入する
のどちらかですが、一般的には①が多いです。
加入手続きはそこまで難しくないのですが、加入期間など気をつけなければならないことが多いので、特に最初の留学の時は学校の手続きと一緒に済ませてしまうのが安心です。
②の自分で加入するメリットとしては、保険会社の料金やカバー内容を見比べて自分で好きなものに加入できる(学校にお願いする場合は提携の保険会社で決まっていて選べないため)ことが挙げられますが、正直そこまで大きく料金やカバー内容が変わるわけではありません。
オススメの保険会社は?
学生保険は様々な保険会社から提供されていますが、下記で主要な保険会社をご紹介させていただきます。
- メディバンク(Medibank) www.medibank.com.au/oshc
- アリアンツ(Allianz) www.oshcallianzassistance.com.au
- ブーパ(Bupa) oshc.bupa.com.au
先述の通り、そこまで大きな差はありませんが、おすすめは適応している病院が多いメディバンクです。
ちなみに私は学生時代に2番目のアリアンツに加入していましたが、理由は単純で私の留学先だった専門学校TAFE(テーフ)の提携先がアリアンツだったからです(笑)。
学生保険加入時の注意事項はありますか?
一番注意しなければいけない点としては、保険の加入期間です。

学校のお申し込み時にコースの期間が決まりますが、学生ビザはそのコース期間+αで後ろに残余期間がつきます。この長さは4週間前後〜2,3ヶ月までコースの長さによって異なり、移民省が決めます。
学生保険はこのコース期間だけではなく、学生ビザの期間全てをカバーするように加入する必要があります。
学校に加入手続きをお願いすればこの点はきちんと対応してもらえますので大丈夫ですが、もしご自身で加入するとなった場合は注意が必要です。
実際の医療費の支払いはどうなるの?
医療費の支払い方法も2パターンあります。
- その場で4割負担分のみをお支払い
- 一旦全額支払い、その後差額を保険会社へ請求する
①ができるのは「Bulk Pay(バルク•ペイ)」というサインがある病院のみになり、その他の場合は②になりますが、請求方法は各保険会社で異なります。
いかがでしたでしょうか?
国が違えば医療も違う、ただ具合が悪くなった時はかなり心配ですよね。
私も留学期間中1年に2,3回は病院に行く機会がありましたが、基本この学生保険で医療費一部負担の形でやってこれました。
オーストラリア留学では欠かせない保険になりますので、ぜひ上記の情報を役立ててみてくださいね!
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