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【オーストラリア留学】学生ビザでバイトはOK?学生ビザの仕事条件を解説

こんにちは、オーストラリア•キャリアセンター(ACC)のMikaです。
当ウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

悩む人

オーストラリアに学生ビザで留学予定です。学生ビザでもアルバイトができると聞きましたが、詳しい条件を教えて欲しいです。

今日はこんな疑問にお答えします。

本記事はこんな方におすすめ

  • オーストラリアに留学したい
  • オーストラリアに学生ビザで留学することを検討している
  • オーストラリアで留学中にアルバイトがしたいので、仕事に関する詳しい条件やルールが知りたい

本記事の信頼性

3年半の留学について赤裸々に語っている留学体験談は、おかげさまでたくさんの皆さんから共感をいただいています。

ACC Mika

オーストラリアに学生ビザで留学する場合、一定の条件はありますが、アルバイトができます。

私もオーストラリアのパースに約3年半留学しましたが、この学生ビザでアルバイトができる、というのは、経済面はもちろん、交流の輪を広げたり、経験を積んだりするのにとても役立ちました。

学生ビザの仕事に関する条件をクリアにしておくことで、いざアルバイトを探す、スタートするとなった時にも安心です。
下記で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なお、そもそも学生ビザについて申請方法や条件、費用、滞在中のルールなどを知りたい、という方は下記の記事を参考にして見てくださいね。

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オーストラリアの学生ビザは、就労時間に一定の制限があります

まず大きな特徴として、オーストラリアの学生ビザは「就学中」の期間は2週間で40時間の就労が認められています。

2週間で40時間以内に収まっていればいいので、例えば1週目が10時間、2週目が30時間でもOKです。

ACC Mika
悩む人

「就学中」というのは、コース期間中という意味でしょうか?

就学中とは授業が行われている期間で、試験期間までを含みます。

また、授業がない期間については無制限に仕事をすることが認められています。

もし就学中に2週間に40時間以上労働したことが移民省に発覚した場合、ビザが無効となることがあるので、ご注意くださいね。

ACC Mika

学生ビザの就労制限の一時的緩和

2022年1月現在、新型コロナウィルスの影響を受けて、学生ビザ保持者は、上記の就労制限(2週間で40時間まで)が免除されています。職種は問わず、どんな仕事であっても労働時間の制限はありません。詳細は【2022年1月最新】オーストラリアの学生•ワーホリビザの申請費用が一時的に無料に?!をご確認ください。なお、あくまでも一時措置のため、オーストラリア政府の意向でルールが変わる可能性がありますので、ご注意ください。

オーストラリアの学生ビザは、コースがスタートするまで仕事はできない

もう一つ注意したいポイントとしては、オーストラリアの学生ビザは認可後からコースが始まるまでの期間はお仕事ができないルールになっています。

オーストラリアの学生ビザは、日本から申請する場合はコーススタート日から遡って4ヶ月前から、オーストラリア国内で申請する場合にはコーススタート日の3ヶ月前からビザの申請が可能です。

日本から申請した場合、認可となり次第オーストラリアに学生ビザで入国ができるので、コーススタート日前から滞在を始めることができますが、お仕事はできません。

複数のコースを申し込んだ場合、コースとコースの間の期間はどうなるの?

悩む人

私は語学学校に行った後に専門学校でスキルを身につける予定で、2つの学校(コース)に申し込みました。この語学学校が終わった後、専門コースがスタートする前の間の期間は「コーススタート前」という扱いでアルバイトができないのでしょうか?

とても良い質問ありがとうございます!下記で図解しながら説明しますね。

ACC Mika

このように、語学学校と専門学校を同時に申し込んで、一度に学生ビザを申請した場合、語学学校と専門学校の間は「授業がない期間(お休み期間)」とみなされ、お仕事は制限なくすることができます。

しかし、下図のように一つのコースを終了して、新たなコースをスタートするために新しい学生ビザを申請した場合は、コーススタート日までお仕事はできません。

別なパターンで、例えば体調不良などの理由でコースのスタート日を後ろにずらしたため、学生ビザの延長が必要になった、といったような場合は、同じコースを修了するための新しい学生ビザ申請の際にはお仕事はしてOK、となります。

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特定の学位の勉強をするオーストラリアの学生ビザ保持者は就労制限が免除される

一部特例が認められ、Master by Research(研究修士)とDoctorate (博士号)の学位取得を目指す学生ビザ保持者は上記で触れた就労制限が免除になります。

オーストラリアで取得できる学位は下記の記事でまとめていますので、よければ参考にしてみてくださいね。

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オーストラリアの学生ビザ帯同者の就労制限は、学生ビザ保持者と基本は同じ

例えばご夫婦でオーストラリアに留学したい、という場合、どちらも留学するのであれば、それぞれ学生ビザを申請することができますが、どちらか一方が学生ビザを申請し、もう一方が帯同する形で一つの学生ビザを申請することができます。

この帯同者のことをDependent(ディペンダント)と呼びます。

ACC Mika

ディペンダントは基本的にビザ申請者本人と同じ条件で就労が許可されます。

また、ビザ申請者本人がMaster(修士号)またはDoctorate (博士号)の勉強をする場合は、ディペンダントの就労制限が免除されるので、フルタイムでお仕事をすることができます。

オーストラリアの学生ビザはバイトOK!貴重な経験を積む機会として有効活用しよう

今回は、オーストラリアの学生ビザの仕事に関する条件やルールについて詳しく解説しました。

アメリカと違って、学生ビザでもアルバイトができるのはオーストラリア留学の特権とも言えるメリットです。

アルバイトで経済的な負担が少し軽くなるだけでなく、ご自身の学んでいるコースに関連する仕事であれば勉強しながら同時に現場での経験を積むことができます。

オーストラリアの留学生活をより充実したものにするためにも、学生ビザのメリットをフル活用してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

※今回のブログの内容は、ACC提携のビザコンサルタントに確認の上、一般的な解釈について述べています。上記情報は移民省の都合により予告なく変更となる可能性がありますので、予めご了承ください。また、個人個人のビザの取得の可能性はそれぞれの状況や条件によって異なりますので、具体的なご相談をご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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