『やりたいこと』が見つかるまでの道のりは長い?
- 2014/08/12
- 2020/07/08

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。
世界7ヶ国の13~29歳の男女を対象に実施した意識調査の結果が内閣府がより発表されました。
2013年の11~12月に、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンで、インターネット調査を行い、日本では1175人が回答しました。
結果は、下記の項目で日本は最下位。
- 「自分には長所がある」- 61.6%
- 「自分の将来に希望が持てる」- 61.6%
- 「40歳になったときに幸せになっている」- 66.2%
また、「自分に満足している」と答えたのは、アメリカが86%で、6位の韓国でも71.5%でしたが、日本は45.8%と、非常に低かったということです。
多くの日本の若者が現状に不満を持っていたり、自分自身や将来についてネガティブに考えているようです。
最近ニュースを見ていても、やりたいことがない、夢がない、今この現状に満足していなくて、何か別なこと・場所に行きたいけど、これと言ってやりたいこと、行きたい場所はない、という若者の様子を見聞きします。
きっと様々な経済的・国内外的事情や個々の生活環境等によってそんな声が多くなっているのだろうな、と思いますし、この結果について誰を責めるということもないのですが、正直『もったいない』とは思います。
日本は教育水準も高く、モノも情報もたくさん溢れていて、でも幸せそうに見える幸せじゃない人が増えている。
逆にそういった外的要因が溢れんばかりにあるからこそ、『このぐらいでいいや』『別に夢なんてなくても生活していける』という気持ちになるのかもしれません。
かく言う私もなかなか自分のやりたいことが見つからず、思いっきり遠回りをした身です。
今思えば、私が小さい頃から好きだったことは、結局自分がやりたいことに繋がっていた、と思いますが、それは結果論であって悩んでいる最中は全く分かりませんでした。
私がどのようにやりたいことを見つけて行ったかは、私の留学日記16 『やりたいこと』が見つかるまでの道のり で書きましたが、最終的にコレだ!と見つかったのは26歳の時です。
大学も卒業して、就職も経験してようやく見つかったやりたいこと。他の人に比べると結構遅いかもしれません。私の友人は高校・大学生の頃からやりたいことがあって、それを叶えるために邁進している人が多かったせいか、その当時は一人取り残された気分によくなりました。
きっともっと早く見つかっていれば別の人生もあったかもしれないけど、そんなこと言っても前には進まないし、人にはそれぞれやりたいことを見つけるまでに必要な時間があると思います。
私の場合、大学・就職を経験したからこそ、見つかったのかもしれません。
ACCにお問い合わせをいただく皆さんも、『やりたいことがなかなか見つからなくて…』と悩んでいらっしゃる方はたくさんいますが、そういった方はまず何か興味のあることに本気で取り組んでみると良いかもしれません。
ここで重要なのは、『本気で』取り組むということ。
本気で取り組まないと、その物事の本質や自分が本当に好きかどうかなど深いところまではわかりません。
中途半端にやると、中途半端にしかわからない、そしてまた迷う、というサイクルにも陥りかねません。
迷うこと自体は悪くないと思いますが、迷っているのは見つけるためであって、上記のサイクルに陥るためではないので、少しでも興味のあることがあれば挑戦してみてください。
プラスして、本気で自分が取り組んだことは、結果が何であれ、必ず次に繋がります。
私はそうやって繰り返して行って、ようやく自分のやりたいことを見つけました。
やりたいことをやっていると、大変だし、愚痴をこぼしたくなるときもありますが、それでもやっぱり楽しいです。
昔よりも今の自分の方が仕事に対しても前向きで、もっとこんな風にしていきたい!と向上心を持って毎日を過ごせていると思います。
そういう毎日が続いて行くと、やっぱり自分の生活、ひいては人生の満足度も変わってきます。
人生は一度きり。せっかくだから自分が思いっきり楽しい、幸せだ、と思えることを見つけて、それと一緒に生きていく、そんな若い人が増えて行くこと願いつつ、パースで頑張りたい皆さんを応援する今日この頃です。
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