英語力ゼロ・スキル無しの私が海外で生活&仕事をするまでのブログ
私の留学日記12 専門コースでの挫折
- 2014/07/23
- 2020/07/08

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。
前回のブログでお話しした通り、ビジネスコースからグラフィックデザインのコースへと大きく方向転換をした私。
本当に出来るかな…という不安を完全に消せたわけではありませんでしたが、決断したからこそ一生懸命やろう!と意気込んでいました。
そしていよいよコーススタート初日。
クラスに行ってみると、クラス全体で約20人ほどいる学生の中で留学生は私を含めて3人だけ。残りは全員オーストラリア人でした。
私と同じ留学生は一人はミャンマー出身の女の子と、モーリシャス出身の男の子。
どちらもフレンドリーでしたが、私はここでもまたもや緊張でガチガチでした(笑)。
初日こそ授業らしい授業はありませんでしたが、2回目の授業からは本格的な勉強へ入っていきました。
ここで一番ショックだったのは、とにかく先生が言っていることがわからない、ということ。
英語コース時代は、クラスメートの言っていることがわからなかったとしても、先生の言っていることは大体わかりました。でもそれは先生が英語を勉強する学生たちにわかりやすい英語で話してくれていた、ということだったんだと思います。
私が行ったTAFEという専門学校は、私のクラスがそうだったように、地元のオージーの学生も通う学校です。そしてグラフィックデザインのようなコースはオージーには人気がありますが、そのまま永住権に結びつくわけではないという理由もあり、留学生にそこまで人気のあるコースではありませんので、コース全体の人数の中でも留学生は10人いるかいないか、というくらいでした。
当たり前のことですが、専門学校は専門的なスキルや技術を学ぶ場所であり、英語を勉強する場所ではありませんので、留学生のためにゆっくり話す、留学生のためにわかりやすく説明をしてくれる、というような配慮はありません。
ただ、ほとんどの先生がとてもフレンドリーですし、わからないことがあって質問をすれば丁寧に説明したり、アドバイスをしてくれます。
しかし、当初の私は何がわからないのかもわからないくらい、すべてに対して「?」だったんです(苦笑)。
英語「を」学ぶのではなく、英語「で」何かを学ぶ、というのはこんなに大変なのか、と実感した瞬間でもありました。
そして、その頭に「?」マークを増やさせたもう一つの大きな原因は、印刷技術やデザインにかかわる専門用語が多いことと、今まで使ったことのないソフトウェアの使い方を当たり前ですが英語で説明をされるということでした。
クラスメートのミャンマー出身の女の子も同じだったようで、彼女は軽くパニックになっていました。
彼女も私の同じ様に全くの未経験でデザインの勉強をし始めたので、なおさらだったと思います。
一方モーリシャス出身の男の子は自分の国でデザイナーとして長く働いていたとのことで、苦も無くついていける様子でした。
こうして自分の英語力のなさと、未知の世界へ飛び込んだからこそ先生が話していることがまるで宇宙語のように聞こえてくるような状態で(笑)、頑張ろう!!と思っていたのに、始まって2週間くらいで「あ、辞めた方がいいかも」と思うようになりました(苦笑)。
それでも何とか続けたからこそ今があるのですが、「もう辞めよう…」という気持ちは「いや、頑張る!!」という気持ちと揺れながら、この後2,3ヶ月ずっと思い続けることになります。その続きはまた次回。
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