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【パース留学日記04】楽しくない?パースでの留学生活

こんにちは、ACCキャリアコンサルタントのMikaです。

パースでの生活が始まった当初から2,3ヶ月程ずっと思っていたこと…それは実は「パースでの生活はつまらない」というものでした。

新しいライフスタイルになかなか慣れない

私は自己紹介の記事でも触れましたが、パースに来るまでは東京で3年間コールセンターの管理者として毎日あくせく働いていました。
一日14,5時間働くこともざらにありましたし、休日も会社から電話がかかってきて休んだ気がしない、なんてこともありました。

そんな生活から一変、パースはまるでそこだけ時間がゆっくりと流れているように穏やかで、街の規模も小さく、お店は夕方5時に閉まるし、土日は開いてないなんてしばしば。

東京のような都会の喧噪から離れてゆっくりしたいと思っていたものの、自分が生まれ育った仙台よりも何もない小さな街で、「私、とんでもないところに来ちゃった?!」なんて思っていました(苦笑)。今思えばいわゆるカルチャーショックを受けていたんですね。

さらに私を思い悩ませていたのは、学校での友人関係。
私はオーストラリアの州立専門学校TAFE(テーフ)の専門コースへ進学すべく、そのTAFE付属の語学学校に通っていました。

【パース留学日記01】語学校初日の挫折と自信喪失でもお伝えした通り、クラスには日本人が私一人だけで、英語を学ぶにはとても良い環境でした。
しかし!語学学校といえば、みんな来たばかりで慣れない土地で不安ながらも同じ気持ちで一緒に勉強しつつワイワイ楽しく過ごすというイメージが私の中であったのですが、私のクラスメートは、すでに半年から1年以上パースに住んでいて、永住権を視野に入れて勉強している人、パートナーがオーストラリア人もしくはパースに住んでいてこちらにやってきた人などがほとんどで、私と同じ状況だったのは、40歳を超えたスペイン人のおじさんだけでした(苦笑)。
クラスメートの平均年齢も20代後半で、3,40代の方も複数いてどちらかと言うと落ち着いた雰囲気でした。

彼らからすれば、パースの生活には慣れたもの、もしくは永住権を視野に入れて必死に勉強しており、アルバイトも忙しい、などなどこちらでの生活が既に確立された上で、学校に来ていたので、新鮮味は正直全くなかったんだろうと思います。
だから、学校が終わって遊びに行こう!!となるのはいつも決まったメンバーだけで、他の人はパートナー・家族が待ってる、仕事があるなどの理由で学校以外で会うことはほとんどありませんでした。
加えて、いつも同じメンバーで遊んでいても夕方5時には解散。笑 小学生か!と突っ込みたくなりますが、これもパートナーが…などの理由でした。

一方私の数少ない日本人の友人の一人は、専門学校の付属などではなく、通常の語学学校に通っていて、毎日友達とよく遊び、週末はパーティーや遠出をしたりなどと、留学生活を思いっきり楽しんでいて、正直うらやましいな…と思いました。
というのも、私は大学時代にしたイギリスでの短期留学のとーっても楽しかった毎日を想像して、パースにもやってきたので、その落差にびっくり&がっかりしていたんですね(苦笑)。

その状況はだんだんと変わっていきましたが、その当時は本当につまらないな、と思っていました(苦笑)。追い討ちをかけるように英語が全然できなかったので、気持ち的には結構落ち込んでいた時期でした。

徐々に生活に慣れて、パースが心地良い場所に

今思えば、この経験はあくせくせずに、ゆっくりリラックスした時間を過ごせるようになりなさいということを教えてくれていたのかな、と思います。

また、一度勉強に集中してみろ、と言われていたのかもしれませんね。
私は常に忙しく何かをやっていないと落ち着かない性格だった(今では全然そんなことありません。笑)ので、なかなかゆっくりする時間を取ることができていませんでした。当時は楽しくない、と思っていたものの、今ではこんな時間もあって良かったなと思います。
要はものの捉え方、見方ですからね。

また、当時はただ「つまらない」と思って悶々としている時間も多かったですが、それなら楽しくなるように自分で行動を起こせば良かったと今なら思います。
知らない土地で、自分で動いていくことは不安ですし、大変ですが、結局道を切り開くのは自分なので、その度胸が少し足りなかったかなと思います。

こんな風に書いていると、パース行くのやめた方が良いかも…と思われる方がいるかもしれませんが(笑)、最初こそこんな気持ちに悩まされたものの、初めての環境に慣れていなかっただけで、今ではパースの生活がすっかり気に入っています。
そうでなければここに永住する決意もできなかったと思いますし、今ではパース在住10年以上、日本よりも心地良い場所だと個人的には感じています。

パースについては下記の記事で詳しく紹介しているので、良ければそちらも読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

Mika

オーストラリア、パースで20代後半から英語力•スキルを身につけるための留学を敢行。留学で得た経験を活かして、ACCのキャリアコンサルタント、グラフィック&ウェブデザイナーとして活躍中。愛犬とパースの自然、飾らないライフスタイルが大好き。

ACCのスタッフは全員オーストラリア長期留学経験者

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